特集 2019.08.10 第4回「仏教と地域を繋ぐ妙秀寺の活動」 近年、仏教離れの深刻化についてニュースやネット上で話題になることが多々あります。その原因として、地域コミュニティーの衰退や人口減少などが挙げられるようです。お寺の境内で地域の子どもたちが走り回る姿は、山梨という田舎においても減少しているのは紛れも無い事実と言えるでしょう。そんな厳しい時代の中でも、妙秀寺が続けている活動があります。 今回は、仏教を伝える為に住職が挑戦している活動についてお話を... 続きを読む
特集 2019.04.01 第3回「妙秀寺周辺の歴史」 妙秀寺の前を走る県道6号線、通称山の手通りは、甲斐の国と大和朝廷(奈良県)を結ぶ重要な交通・情報網として、すでに奈良時代にあったと言われています。 この通りはかつて、韮崎市の穂坂町~長野県佐久市方面へ続く道だったことから「穂坂路」と呼ばれ、東の「御坂路」、西の「穂坂路」、この2つは周りを山に囲まれた地域で安全な道だったそうです。 戦国時代も軍事上の重要な道路として使われ、武田家の歴史に関わった穂... 続きを読む
特集 2019.01.23 第2回「妙秀寺の歴史は、15世住職である中沢文能上人なしでは語れない。」 「妙秀寺」が歩んできた道には、当たり前のように過去があり現在があります。 まだ見ぬ未来を豊かなものにする為に必要なのは…過去を学ぶことなのかもしれません。もちろん、この「妙秀寺」にも語り継いでいくべきストーリーがあります。今回は、「妙秀寺」15世住職の中沢文能上人についてお話します。 ▲本堂には15世の姿が見られる写真があります 享保16(1731)年、東京の「池上本門寺」と、鎌倉にある「... 続きを読む
特集 2018.11.12 第1回「写経会」 写経とは、お釈迦さまの心や教えである「お経」を書き写すことを言います。かつて、数少ない貴重な経典を学んだり、伝えたりする方法のひとつとしてお坊さんがお経を書き写したことに始まったという説もありますが、「写す」は「移す」に通じ、自身の身や心の中にお釈迦さまの心や教えを転移する大切な修行のひとつともされ現代に続いています。 「人生は思い通りにならない。それは、世の中の全ては移り変わり、多くの繋がりの... 続きを読む